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ニア好き・ワイミ好き。
ニアが女の子だったらよかったのにと思ったり思わなかったり。
カプ的にはメロニア派だが、それでSSを書く可能性は大変低いと思われる。










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非公認Fanブログ。今さらデスノ語り。二次創作小説もちょっぴり。(カテゴリの小説&小ネタ一覧からどうぞ)
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 「L change the WorLd」のノベライズ版について語ってます。
 ネタバレ全開ですのでご注意ください。
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 これまた、けっこう楽しみました。
 
 この話のLは、原作のLとは何年か前に分岐した若いLって感じで、アナザーノート(以下「アナザー」)とはまた違う感じに「ほどよく別物」って印象で、だからこそ余計受け入れやすかったというか。
 (私のLに対するイメージは、実年齢に関わらず「老獪」の一言に尽きるので、Lそのもののイメージは、「アナザー」の方が原作に近かったとは思います)
 
 
 ──ただ、いくら別物と言っても、デスノのLを名乗る以上は、月の遺品である壊れた腕時計なんてして欲しくなかったですけどね…。
 壊れてなければ戦利品の面もあるってことで納得できたんですが………どうにも女々しすぎるだろうと。
 「映画版の月とLの間には友情が生まれかけていた」設定をとるにしても。
 
 あと、いくらなんでも大阪関連の描写がいろいろおかしすぎやしませんか……?
 
 
 
 でも、(悪い意味で)気になってしかたない箇所っていったらその2つくらいです。
 
 
 女装ネタは、まあ、どーでもいい程度のものだったし。
 
 「なんでFBIが日系人(?)ばかりなんだ……」というのも、映画制作上の事情なのはわかってるし。
 
 海砂が記憶をなくし、何らお咎めもなくそのまま……というのは、個人的にはちょっと気にいらないのですが、これまた映画の方針ということで仕方ないですし。
 
 ストーリー自体もけっこうおもしろかったですし。
 (ちょっと登場人物が多く、ほぼ全員の気持ちや事情を追っかけたせいか、ちとだらだらしてしまった部分もありますが)
 
 
 ちょっと残念だったのが、メロが名前すら出てこなかったことかなー。
 執筆者が「M」とだけ名乗ったのは、自分の名前のために最初から色眼鏡で見られないように──とか、さまざまな思惑があったからでしょうが、その中のひとつに「これは「アナザー」に続く、メロ(M)が書いたノート、ともとれるように」というのがきっとあったと思うのですよ。
 「アナザー」の表現(文章)をわざわざ作中でも使うほど、先行作品に気をつかっているからには、「それらについてはまたファイルを改めるとして」という一文を見逃すはずがないですし、何より、このノベライズの製作が発表された当初、執筆者のプロフィールにはわざとらしいほどに「ワイミーズハウスとの関係は不明」の一文がついていましたから。
 でも、単行本のプロフィールにはついてなくてちょっとへこみました……どうせやるなら、そこまで徹底して欲しかった……つーか、単行本でこそ表示しておかないと意味ないじゃないですか……。
 
 ニアの登場(?)の仕方はおもしろかったし嬉しかったし、「N」の意味がそのまま「NEAR」だけでなく「NEXT」ってことでもある、という独自設定はとてもよかったんですけどね。
 
 それと、Lの最期のシーン、ワタリとのやりとりも、女々しいとまではいかなくてもちょっと感傷的すぎなくもないかなあとも思うのですが、これはこれでとても好きです。
 
 
 
 しかしこの作品、一応LCWのノベライズ──ということになってますが、普通のノベライズ版とはちょっと違いますよね?
 と言っても、ドラマやアニメに関わらず、最近のノベライズ版というのはまったく観ないので、私が言うのははるか昔の(…)ノベライズに比較してってことなのですが。
 
 そもそものノベライズって、始めに脚本家が書いた脚本があり、それをもとにノベライズの筆者が、自分なりにそのシナリオを膨らませたり省略したりして、ちゃんと1本の小説として完成されたものにする──っていうものだ(った)と思うのですが。
 
 この作品が発表されたときにプロデューサーだかの偉いさんが言ってたところによると、そもそも映画のストーリー自体にこの謎のM氏のアイディアを借りたくてプロジェクトに呼んだようなんですね。
 で、M氏が考えたストーリーをもとに、M氏自身は小説を書き、脚本家(や監督)は映画用の脚本を練った──と、いうことらしいです。
 
 それがいいか悪いかはともかく、ちょっと変わった成り立ちのノベライズであるのは確かだと思います。
 
 
 
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